維新・丸山議員の「戦争」発言からみえたもの…新婦人新聞から

みなさん 領土を奪い返すために戦争を、とあおった日本維新の会の丸山ほだか議員。大阪や全国各地で怒りの声が広がっています。ここ大阪19区は丸山穂高議員の地元であります。この発言は国会議員としての資格が問われる問題であり、謝ってすむ問題ではありません。辞任を求めてまいりましょう。

 5月11日くなしり島へビザなし北方4島交流訪問団が訪れた祭、丸山議員は団長に対し、領土奪還への戦争について執拗に質問しました。団長は「戦争は必要ない早く平和条約を結んで解決してほしい」と答えていました。

 1945年8月、旧ソ連に武力で不法に占拠され、故郷を奪われた元島民に対して、寄り添う気持ちもなく、戦争をけしかける態度は、人間として決してゆるされません。丸山議員は国会でも「領土が戦争や武力以外で返ってきたというのは本当にまれなケース」などと質問し将に確信犯です。

 日本は憲法前文と第9条で戦争放棄を定め、先の侵略戦争と植民地支配の反省から「これからは戦争はしない」「もめごとは話し合いで解決する」と世界に誓った国です。戦争で領土奪還という丸山議員の主張は憲法とまったく相容れず、国際紛争の平和的解決を求める国連憲章も踏みにじるものです。しかも、国会議員は「憲法を尊重し擁護する義務を負う」と定めた99条違反でもあります。

 みなさん、丸山議員を除名したからといって日本維新の会の責任は免がれません。維新の会の創設者である橋下元大阪市長は憲法9条を否定して戦前の軍国主義を賛美し、吉村大阪府知事は選挙の応援演説で自民党に改憲をけしかけ、松井大阪市長も安倍9条改憲を支持しており、党を挙げて、国会憲法審査会での改憲論議の開始へ自民党と連携しているのです。

 「戦争」発言の背景には、維新の会の戦争観や憲法観がはっきり出ています。憲法が掲げる平和主義や個人の尊厳と対極にある好戦性と他者への攻撃性です。しかも、松井代表は当初、「言論の自由だ」と発言を容認する姿勢をとり、除名して議員への居座りの道をつくりました。これまでも丸山議員を政務調査副会長として重用してきた責任もあります。
 丸山議員の即刻辞任を
 国会は直ちに辞職勧告決議を
 日本維新の会は責任を明らかにせよ
 安倍9条改憲のノーの3000万署名にご協力ください。

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