熊取町原子力問題対策協議会…平成28年3月28日開催

12513929_987945137958219_8994712648918957483_o第60回熊取町原子力問題対策協議会が、2016年(平成28年)3月28日(月)午後1時半から行われました。

案件は、①役員選出、②京都大学原子炉実験所の現状報告 ③原子燃料工業株式会社熊取事業所の現状報告 ④その他

委員は、一号委員として町会議員3名 鱧谷陽子・江川慶子・阪口均

二号委員として、教育長・区長会会長・青年団団長・婦人会会長・朝代区長・東和苑区長・長池区長・美熊台区長・公社熊取区長・大阪府立大学地域連携研究機構放射線研究センター長・大阪府泉佐野保健所長・大阪泉州農業協同組合(熊取選出)理事・泉州南消防組合熊取消防所長

三号委員として、副町長・企画部長・総務部長・健康福祉部長・事業部長・上下水道部長・議会事務局長・教育次長

顧問として町議会議長

オブザーバーとして熊取原子力規制事務所所長

公社熊取区長は欠席でした。

会長は空席だったため、区長会会長が選出されました。

1、京都大学研究用原子炉についてご報告

教員 川端所長 釜江副所長 中島研究炉部長 高橋放射線管理部長

事務部関係職員 事務長を含む3名

東日本大震災発生の影響により福島第一原子力発電所で事故が発生したことを受け、原子力規制委員会が発足し、平成25年12月に新規制基準が施行された。

KURは原子力規制委員会による新規制基準適合審査のため、平成26年5月から停止。同年9月に設置変更承認申請(KUCAは平成26年3月から停止し同時申請)。平成28年3月末現在審査継続中。

 

・京都大学研究用原子炉(KUR)(最大5000kw 原子力発電所の1/600程度)

平成26年5月26日から検査期間中で運転停止中。新規制基準に基づき工事をすすめ、検査の合格を受けて運転再開の見通し。早期運転再開をめざし鋭意努力していく。

・京都大学臨界集合体実験装置(KUCA)(最大100w)(人材育成)

平成26年3月10日から施設定期検査期間中となり運転停止。新規制に基づき対応。

自動運転をやめる。最大100wに変更。 早期運転再開をめざす。

・FFAG加速器の状況

平成21年3月4日に世界初の加速器駆動未臨界炉の実験研究を開始。安定運転とビーム強度増強に向けての作業。実験データーの向上を図ることに専念。

ホウ素中性子補足療法の限定した加速器を、現在は脳腫瘍及び頭頸部ガンについて治験を順調に実施。先進医療となるよう努力。まだ数年は必要と考える。

・京都大学原子炉実験所原子力事業者防災業務計画の修正について

・原子炉施設保安規定の改正について

・保安検査状況について

第2四半期分・第3四半期分・第4四半期分実施。特に問題なし。

2、原子燃料工業株式会社熊取事業所の現状報告

田尻取締役副社長 伊藤副所長 山口業務管理部長 松浦環境安全部長 村上業務管理部参事

・定期検査等の状況  平成27年度 4回 違反事項なし

2年間製造中止 その間、熊取事業所と東海事業所と事業再編

加工事業の新規制基準対応への取り組み状況 申請及び審査状況 対応内容

・(結論として)昨年夏から原子燃料製造の準備を行い、今年度4月から5月の間に再開するみこみ。

その他では、職員から原子炉側の土地で道路拡幅の件、住民から熊取町在住者を雇ってほしいなど意見が出されました。

私としては、福島原発の事故を受けて、原子炉、燃料加工事業も約2年間ストップしていましたが、再開の見込みとの報告で不安を感じました。研究炉としての原子炉はガン治療の治験や研究のため人材育成のために必要だと認識していますが、原燃工はウラン加工業なので原発再稼働と一体です。大変複雑な思いになりました。

私は原子力問題特別委員会の委員長なので、議員の特別委員会でも委員会を開催し現状の報告依頼をしました。

4月2日のNHKニュースリンク

京都大学原子炉実験所の川端所長に直接電話で話しを聞きしました。
私の要約ですが、「原子炉実験所はウランの高濃縮を低濃縮へ切り替えの話は何十年も前から検討されている話であり、今回のサミットで突然でてきた話ではない」ということです。
直接お話を聞き、京都大学原子炉実験所の報道された部分は納得しました。

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